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    上司は思いつきでものを言う

    • 2012.06.11 Monday
    • 21:43
    JUGEMテーマ:読書感想文
     上司は思いつきでものを言う (集英社新書) [新書]
    橋本 治 (著)
    http://www.amazon.co.jp/dp/4902385244/ref=nosim/?tag=donzoko-22



     



     昼下がり、3時休憩の前あたりに暇が出来る。

    その間無駄に雑談しているよりは、

    少しでも毎日の作業の能率アップを図ろうと

    商品コードラインナップの見直しと仕入れ先コードを

    エクセルで入力していた。


     上司が後ろから声をかけてくる。

    「高橋さん」の後は当然ほめ言葉だろうくらいの気持ちで

    「は〜い」と振り向くと、予想もしない言葉が待っていた。



    「そういう勝手なことされると、困るんですよね」

    「はい〜?」

    「作業中そういうことされると滞りが出ますし」

    「ちょっと待って下さい。今これ以外にやることあります?

    これ、コード表ですよ?新しくしたら便利だと思いますよ」


    「それは高橋さんの個人的な・・・アレですよね?」


    「いえ〜。みんな便利になりますでしょう。聞いてみましょうか」


    「いやいや、とにかく、困ります」




    「困るようなことしていませんよ。

    暇な時を見計らって打ってますから、迷惑もかけてませんし。

    どうしていけないんですか?コード表、不便でしょ、古くて。」



    「勝手な行動は困ります!」

    「何が勝手なんですかって、聞いてるんですけど!」



    「私に報告して許可を得てやるんならともかく・・・」




    「暇な時間に1〜2分エクセル打つ前にいちいち?」

    「そうです。」





    「はあ〜〜〜〜〜・・・・????」



    心底あきれた。






     「やてらんねえな!!!!!」



    気がついたら、怒鳴っていた。



    「1〜2分エクセル打つ前に10分かけて課長を探すの?

    やってらんないよ!冗談じゃないわ!やらないよ!

    やらなきゃいいんでしょう?」




     そして、次の日、上司の上司から呼び出された。

    上司の報告が虚偽であったので、本当のやり取りを説明した。



     「もったいないな。そのコード表はどれくらいできているの?」

    と、上司の上司は聞いて来たが、

    「現場で一緒に仕事するのは部長じゃありませんから、

    もう続きはやりませんよ。その方が楽だもん、私♪」

    と答えた。



     その私が休日を返上して自宅でコード表を仕上げたのは

    この本を読んだからに他ならない。


    だって

    「上司をバカにせず、しかも

    “上司はバカかもしれない”という可能性を考慮する」

    ことも必要かもしれませんからね〜♪











    ◎ごめんあっさぁ〜〜〜せ、100冊読破のすすめ。
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    http://archive.mag2.com/0000279358/index.html

    十歳のきみへ

    • 2012.06.08 Friday
    • 00:02
    JUGEMテーマ:読書感想文
     十歳のきみへ─九十五歳のわたしから [単行本]
    日野原 重明 (著)
    http://www.amazon.co.jp/dp/4902385244/ref=nosim/?tag=donzoko-22



     



     「かわいそうなことをするもんじゃないよ」


    ああ、そうか、そう言えばよかったのか。

    本当にタフな男は、こんなふうにやさしくたしなめる言葉を知っている。


    情けない・・・。


    そのセリフを思いもつかなかった自分の51年間に、涙が出た。




     レイモンド・チャンドラーの最後の作品『プレイバック』の中で、

    女性から

    「あなたのようにしっかりした男がどうしてそんなに優しくなれるの?」

    と聞かれた主人公の私立探偵、フィリップ・マーロウは、




    「タフでなければ生きていけない。優しくなければ生きている資格がない。」



    と、答えた。



    一世を風靡したこのセリフを思い出す。







     そういうことなんだろうな。

    実際にタフな医師の書いたこの本を読んでみると心から、そう思う。




     日野原氏が94歳のときに書いたというこの本は、

    永遠のロングセラーとなるだろう。


    「10歳の君へ」という題名を見て

    心ある親御さんや教師であれば手に取られずにはいられない。

    そして、子どもに渡す前に読まずにはおれまい。

    しかもその内容たるや、易しい表現で優しい言葉遣いで、それなのに

    くさびのように深く心のすきまに刻み込まれるだろう。


    この本を渡してもらえたお子さんは、

    その真摯なやさしさに涙が出るだろうと思う。

    それは何よりも尊い経験だ。


    -------------------------------------------------------------------


       いのちに、齢(よわい)を加えるのではなく、


       齢(よわい)に、いのちをそそぐようにしなさい

    -------------------------------------------------------------------

    という一節があった。




     時間を生かすこと。

    死んだも同然の時間を減らすこと。

    それはつまり、他の人のために時間を使うこと、だという。




     私は混乱した。


    行き詰まりと今の状況を照らし合わせて、

    「自分のための時間を増やしたい」

    と思っていた矢先だったから。


     



     日野原先生は、寝たきりの患者さんがいれば

    腰の下にそっと自分の腕をさし入れるという。

    腰のあたりにすきまができるだけで、随分楽になるのだと知っている。

    かつて結核で寝たきりだった経験があるからだ。


    だから、きっぱりと言い放つ。



    「きみが今日流したなみだは、

    だれかのなみだをわかるためのレッスンかもしれません。」











    ◎ごめんあっさぁ〜〜〜せ、100冊読破のすすめ。
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    おしらせで〜す

    • 2012.06.07 Thursday
    • 20:34
     突然ですが、明日よりメルマガの配信時間を7時20分とさせていただきます♪

    旧ミニマグとまぐまぐと両方配信していた事情により、

    そのまま二本立てで配信させていただいてきましたが、

    ミニマグとまぐまぐが統一され、

    携帯にもまぐまぐから配信できるようになって久しいため

    一本にいたします。


    つきましては、 携帯版「100冊読破のすすめ」8時20分配信と

    まぐまぐ版「ごめんあっさぁ〜〜〜せ、100冊読破のすすめ。」6時配信

    の中をとって(笑)、7時20分ということで♪



    携帯版「100冊読破のすすめ」から引き続き登録いただいていた方は、

    心より感謝いたします。

    申し訳ありませんが、6月18日月曜日より

    新まぐまぐ版「ごめんあっさぁ〜〜〜せ、100冊読破のすすめ。」

    だけになりますので、登録変更をよろしくお願いいたします。

    「ごめんあっさぁ〜〜〜せ、100冊読破のすすめ。」にご登録の方は、

    引き続きご講読のほど、よろしくお願い申し上げます。


    ◎ごめんあっさぁ〜〜〜せ、100冊読破のすすめ。
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    道化師が動いた!

    • 2012.06.06 Wednesday
    • 23:53
    JUGEMテーマ:読書感想文
     道化師が動いた! テントサーカスのはじまり、はじまり。 [単行本]
    大棟 耕介 (著), 安楽 雅志 (イラスト)
    http://www.amazon.co.jp/dp/4820119990/ref=nosim/?tag=donzoko-22



     



     同じおかずを何日続けて美味しいと思えるのか試している。

    毎日、コロッケを持って行っている。

    玄米ご飯にワカメを混ぜたおにぎりと、コロッケ。

    この組み合わせで何日、美味しいと思うことが出来るのだろう。



     この本で、被災地の食事のことが書いてあったのを読んだ。

    3週間以上もの間、お吸い物とおにぎりだけ。

    それでも文句を言う人はいなかったのだという。



    「何か欲しいものは?」と問いかけても

    「特にない」という答えが繰り返されたそうだ。




     震災後世界のマスコミで日本人の美徳が絶賛された記憶がある。

    暴動が起きない。避難所での助け合い。その他にも色々。

    日本人として大いに、被災された方々の謙虚さに感謝した。


     しかし、支援されているからと言って、

    負い目を感じる必要は、まったくないはずだ。

    それなのに、自分だけが贅沢を言うことはできないと、

    どれほどの忍耐をされてきたのか。



     読書普及協会の仲間で被災された方のお話を聞いた。

    ちょうど被災から一年後の今年の3月11日だ。

    何より予想外だったのは、その方の息子さんの話だった。



     苦労してやっと家族を見つけ出し、何日か避難所で過ごした後、

    もっと安全なところに家族を連れて行こうと彼は、決めた。

    それを小学校6年生の息子さんに話すと、嫌だと言う。

    しかも、その意思が通らないと分かると、出発の直前に

    避難所のすぐ後ろにある山に逃げ込んだのだ。



     後になってその時のことを聞くと、

    「友だちを置いて自分たちばっかり逃れては、ずるいと思った」

    と言っていたと聞いた。





     しかし、その後の父親の背中を見て息子さんもわかっただろう。



    その父親は、新たな土地で会社を再建し、雇用を生み出し、

    汚染された故郷のために新たな試みを次々に起こし、

    前進し続けるために、寝る暇も惜しんで動き回っているのだから。



     まず動くこと。動いてから感じればいい。

    その仲間を見ていても思う。

    この本にも書いてある。


    私たちが元気でいなければ、被災した方々に甘えてもらえない。









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    光 (テーマ競作小説「死様」)

    • 2012.06.05 Tuesday
    • 22:02
    JUGEMテーマ:読書感想文
     光 (テーマ競作小説「死様」) [単行本]
    土居伸光 (著)
    http://www.amazon.co.jp/dp/4334927629/ref=nosim/?tag=donzoko-22



     



     近々、作者の土居さんを招いて講演会をしていただく。

    その為にこの本を繰り返し読み直しているのだが、

    読めば読むほど現実的に自分を見つめてしまうのである。




    うっかり返すのを忘れていたぬか味噌に手を突っ込むような

    妙な充実感に浸ってしまう。




     Bという人がCという人に意地悪をしている。

    毎日Cの得意な仕事をこっそり私に回してきて

    「入力お願いします」と言うのだ。



    私はそれを断れない。


    多分それは、感情的なBが発狂するのがこわいからだ。





     もし私がまったく不安など抱かない自分であったら・・・と思う。



    しかし、不安をまったく抱かなかったら、

    大きな失敗や事故を起こしたり、だまされたり、

    場合によっては命を失ってしまうかもしれない。


    そう考えると、不安は、私の危険を回避してくれているわけだ。








     この不安を抑えつけようとすることは、私を危険にさらすこと?


    でも、この不安がある限り私は意地悪の加太棒を担ぐことになる。



    なるほど、いじめとはこういう構造なのだな。


    と、嫌だと言えない自分を情けなく感じる。






     それほど危険ではないかもしれない、と思えればいい。



    自分自身とのコミュニケーションを高めればできるかしら?


    私は「思いと行動を一致」させたいのだ。





    他者とのコミュニケーション能力以前の問題だ。


    自分の行動を変えたい。




     自分と話し合ってみた。




    これ以上自分に嘘をつき続けるくらいなら、

    Bが発狂した方がまし、という結論に達した。


    嫌なことは嫌だと意思表示しよう。




    余計なことを言う必要もないし、言い訳するつもりもない。



    「いや」とだけ言うことにした。






     意志決定してみたら、なんだかすっきり。

    一体何を怖がっていたんだろう、と思う。

    つまり、自分がどう思われるのか、ってことだったのではないか。







     意外だな。全てが保身のためとしか思えない。



    そうか、私よ、無意識に自分を守ってくれていたんだね。


    ありがとう、感謝するよ。


    でも、


    思いと行動が一致しないことの方がはるかに健康に悪いから。









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    めっ!─叱り言葉は励まし言葉

    • 2012.06.04 Monday
    • 20:44
    JUGEMテーマ:読書感想文
     めっ!─叱り言葉は励まし言葉 [単行本]
    佐藤 和喜 (著)
    http://www.amazon.co.jp/dp/4394902681/ref=nosim/?tag=donzoko-22



     



     この本の効果、その一。

    感情的にならないで済む。


    「そのとおり!」と思える言葉が力強く書いてあるので、

    くすぶっていた気持ちがスッと晴れる。


    別名、よくぞ言ってくれました効果。






     この本の効果その二。

    愛と努力を思い出す。

    『叱る』は相手のため、『怒る』は自分のためだ。
    そうだ、そうだった。と。


    愛情を持って叱るために、

    相手のことを思いやる努力を惜しまなくなる。


    別名、情けは人のためならず効果。






     この本の効果その三。

    即実践。

    できる限りその場で、すぐに叱りたくなる。

    そして過去のことを引っ張り出さない。


    何故なら何を叱りたいのかに真剣に焦点を合わせるから。


    別名、ぶれない心で前進効果。









     この本の効果その四。

    短時間で勝負する。

    だらだら叱ると反発を生じやすいからね。


    せっかくいい影響を受けているんだから、

    この本のいいところを最大限に生かしたい。



    別名、ネチネチよりも感動を狙え効果。







     この本の効果その五。

    人前では叱らなくなる。

    心を傷つけるのが目的じゃないんだ。

    相手の気持ちを考えないなんて叱る資格はない。

    別名、自分が嫌なことは相手にもするな効果。









     ざっとあげれば、こんな効果がありました。

    詳しく言えば、もっとずっと沢山の効果があるので、

    私は当分この本を手放さないと思います。

    絵も文字もエピソードも、私の心をわしづかみ。

    うん、ぎゅい〜〜〜〜んとつかまれた。






     私ね、高校の時一人でいるのが好きだったんです。

    体育の先生でうるさいのが一人いて、私が一人でいると

    友だちがいないのか、嫌われているのか、と訊いて来たの。

    今の言葉でいえば「うざっ」かった。

    どうして一人でいちゃいけないのよ、と思った。



     そんな私だからかもしれないけれど、爆笑問題の太田君の話、

    感動しました。


    ぜひ、教職になる方や、育児に関係している方は読んでほしい。

    イヤ、本音を言えば、普通にみんなに読んでほしい。

    こういう先生が増えたら未来は明るいもの。






    迎合することばかり教えたってしょうがないじゃない?












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    タネが危ない

    • 2012.05.31 Thursday
    • 19:34
    JUGEMテーマ:読書感想文
     では、では、ここから感想文の始まり始まり〜〜〜〜〜!



    タネが危ない [単行本]
    野口 勲 (著)
    http://www.amazon.co.jp/dp/4532168082/ref=nosim/?tag=donzoko-22



     



     今から25年以上前のことです。

    野菜などの産直活動を草の根でやっている会にお邪魔しました。

    そのとき、運営されていた代表の方が

    力強くおっしゃった言葉は、今でも私の心に残っています。





    「生き方ではなく、生きることなんだよ」






     その代表の方が

    「種苗会社の技師として働いてたころ」のお話をお聞きしました。



    当時、化学農薬が盛んに使われだした時期で、

    その方は拡販に精を出していたのだそうです。





    「農薬の安全性を強調する為に、各地域を回り、

    農家の人たちを集めては、ワイシャツの袖をまくって、

    農薬をまいていた。

    すると、昨日まで一緒にゲンキよくやっていた仲間が、

    次の日にコロっと亡くなっている。

    それも一人や二人じゃないんだよ…」







     今回、この本を読み進めるごとに、

    その時の言葉が思い出されてなりませんでした。






     作者の野口さんは、

    「手塚治虫先生のそばにいたい一心で大学を中退し、虫プロに入った」

    というツワモノですから、

    手塚漫画の「命」というモチーフを受け継いでおられます。


    生粋の手塚漫画育ちで、虫プロ時代も可愛がられていたのでしょう。





     しかしまあ、この題名の本に、手塚氏と会食する相手として

    若かりし日の小松左京氏や星新一氏まで出てこようとは、

    だれが思うでしょうか。


    横道にそれているようで、この場面がまたいい付箋になっています。





     なるほどそう言われてみれば、手塚氏の「火の鳥」にも

    今の私たちの所業が書かれているように思います。





    蜂群崩壊症候群 (ほうぐんほうかいしょうこうぐん) にしても

    野口さんの説明は鳥肌モノだろうという気がしました。



    養蜂家が保有する交配用・採蜜用ミツバチが、

    一夜にして大量に失跡する原因不明の現象の原因を、

    こんなに分かりやすく説明して

    身近に考えさせてくれる人はいないはずです。




     巻末の木村秋則氏(リンゴ農家)の推薦文の中に

    アインシュタインが残している言葉として



    「もしハチが消滅したら
     

     人の生命は余すところ

     4年しかないだろう」


    とあります。





    すべての生き物の生命は、自然の巧みな循環に支えられています。

    本来、人も食物連鎖の一部なのではないでしょうか。












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    大丈夫だゾウの教え

    • 2012.05.30 Wednesday
    • 19:33
    JUGEMテーマ:読書感想文
     大丈夫だゾウの教え─こころが軽くなる53のメッセージ [単行本]
    宝彩 有菜(著)
    http://www.amazon.co.jp/dp/4344981162/ref=nosim/?tag=donzoko-22



     



      「やだ!ずっと覗き込んでないで!加齢臭、におうし!」

    そのとき、まるで平然としているように見えただろうが、

    内心、あちゃー!あいつ、やっちゃったかー!こりゃまずい。

    とかなり焦っている。



     私のすぐ後ろの席で、おじちゃんがデータを調べてもらっていた。

    偉そうにして、女の子がデータを調べるのをすぐ横で待つ。

    調べがついた頃また来ればいいのに、言い訳にしてサボタージュだ。


     忙しい合間を縫って調べているから、今すぐやれとばかりに

    ずっと覗き込んでいられると、そりゃあ、イライラするだろう。

    しかし、よりによって、そのセリフか。「加齢臭」って・・・おひ。


    どうする?どうするどうする?



     「大丈夫だぞ〜!」



    ほら出てきた。




    「イライラしても大丈夫だぞー。

    時間はたっぷりあるから、

    しっかりイライラできるぞー。」






     思わず独り言のようにでてしまうのは、この本の受け売りだ。



    「え?」

    「大丈夫、大丈夫、大丈夫だぞー。」


    クレヨンしんちゃんのセリフのように間延びした口調で

    そう口にした私を見て、みんなクスッと笑う。

    音が消えていた空気がビヨ〜ンとはねて、

    たるんだ。




      この本は言わば私のカンニングペーパー。


    たとえば、

    「私を奴隷だと思っているのよ」

    という相談を受けたらば、

    「他人の奴隷は趣味でやっても大丈夫だけど、

    自分の奴隷はやめた方がいいね。」


    なんて応えると、「え?」となる。


    それを説明するうちに、うまいこと、笑えるようにできている。




     そういやきょうは、部長もだった。


    社員の休暇欠勤届を、総務人事に送ったつもりが

    仕入れ先にFAXしてしまったらしい。



    「おっかしいなあ、わりと慎重なんだよ、いつも俺は。」

    と、FAXが壊れているのじゃないかと主張する。




    「大丈夫ですよ。大丈夫、大丈夫。

    また送信違いがあれば、そのとき調べましょう。

    人事総務にはこれからFAXすれば間に合いますから、大丈夫」




    とまあ、まず「大丈夫」を持ってくると、

    たいていの人は聞き入れてくれる。

    これは便利だぞう♪















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    もったいない主義

    • 2012.05.29 Tuesday
    • 07:26
    JUGEMテーマ:読書感想文
     

    もったいない主義─不景気だからアイデアが湧いてくる! (幻冬舎新書) [新書]
    小山 薫堂(著)
    http://www.amazon.co.jp/dp/4344981162/ref=nosim/?tag=donzoko-22



     



     ピンチをピンチととらえちゃあ、もったいない。

    チャンスにするかどうかは腕次第。



    チャンスがないのじゃなく、つかみに行かないだけだ。


    ということが繰り返しわかりやすく書かれている。と思う。




     私にしてみれば、もう、その通りでございます、のオンパレード。

    小山さんの具体的な例が素晴らしいせいか、

    いろいろな毎日のことが浮かんできた。




     毎朝入力作業をしていて思うのは、

    こういうルーティンワーク、みんな嫌うけど、やらなきゃもったいない。



    最初は必死だったけど2年3年たつうちに、

    その日の入荷の傾向とか、出荷の予想が入力しながら見えるようになる。


    考えるつもりなんかなくても、指と頭のエンジン大全開で、

    フルスピードでキ─たたいてりゃ、自然アイディアの新陳代謝だって良くなる。




     つまんないだの、単純作業だの、

    イヤイヤやっちゃあ、もったいない♪



    進化したいでしょ?

    退化したくないでしょ?

    本気でやらにゃあ。

    ほんとだよ。




     そういや、あたし、職場で何か頼むときまず

    「ニャンちゃんありがとう〜!○○してくれる?」

    って言うのだが、

    「まずありがとう・・・って言われちゃうからなあ」

    って今日、ニャンちゃんに笑われて、

    ああ、そうか、この癖お得なんだなって気がついた。



     だって、もったいないでしょ?

    頼む前からありがたいって思っているんだから、そう言えばいいよね。

    頼んで断られるような頼み方するなんて、ありえない!






     それから料理洗濯掃除に買い物・・・・・・働く主婦の気晴らしだよね。

    これ、やらなきゃもったいない、と思う。

    基本だもん、生きてる充実感の。

    すさむよ、これを手ぇ抜くと。

    あたし、家事を削るくらいなら睡眠削る人。



     そうそう、なによりもったいないのは、笑顔をけちる人。

    表情筋が無くなってしまったような顔をしている人。




    もったいないこと、この上ない!




    笑顔って、チャンスにのる最高のアジャスターだもの。

    向上心なんかそうなくたって成功している人って、

    みんなこの専用アジャスター持ってるよね〜♪














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    県庁おもてなし課

    • 2012.05.28 Monday
    • 06:38
    JUGEMテーマ:読書感想文
     県庁おもてなし課 [単行本]
    有川 浩 (著)
    http://www.amazon.co.jp/dp/4048741829/ref=nosim/?tag=donzoko-22



     



     「有川日記」2011年3月14日。
    http://blogs.yahoo.co.jp/f15eagledj0812/2328565.html


    「引用はご自由にしていただいてかまいませんが、
    参照URLも付記してください。」

    とのことですので、まずはURLを示してから引用させていただく。




    「これから先、長い時間がかかる救援や復興を考えれば、

    自粛・萎縮が蔓延して経済が冷え込むことはたいへんな痛手です。

    よその地域の人は元気でいることが一番大切な仕事です。

    それは被災地の方を助けるためにこそです。

    平常心で生活し、自分ができることをすることが被災地支援に繋がります。

    改めて、『それぞれにできること』を気負わずに頑張りましょう。

    元気になるため、笑顔になるための

    お手伝いができるエンターテインメントの仕事に就いている者として

    私も頑張ります。」







     これは、


    「『県庁おもてなし課』ですが、単行本で発生するすべての印税を

    東北地方太平洋沖地震の被災地に寄付することになりました。」



    というお知らせの“追記2:”として書かれている文章である。






     この後の3月17日「萎縮しない勇気」という日記もそうだが、

    実に考えの深い小説家であり、行動という実を伴った華だと思わせる。

    動かなければ始まらない。

    想像力があれば、悲観やあきらめが未来に繋がらないことなどすぐわかる。




     いるんですわ、男より男らしい、女が惚れてしまう女。

    大体、女の方が元来、男らしいもんだしね。

    でも、ここまで器の大きな女は中々いないな〜。

    この男らしさの原典はなんだろう?



     その疑問の答えが、「県庁おもてなし課」のあとがきに載っていた。




    「高知には酒の肴に天下国家を語る親父が佃煮にするほど

    生息していますが、父も漏れなくその一人です。

    しかし、後に作家になった娘が小説を1本書けるほどの

    与太を回せる酔っぱらいというのは、なかなか大したものだったのでは」






     うわ!このおとうさまの行動力、視点の切り替え力、

    まるでこの小説のキーパーソンと一緒!




    なるほどなあ、そりゃ、小説だって面白いはずだよ。


    親父の佃煮仕込みか。








    ◎ごめんあっさぁ〜〜〜せ、100冊読破のすすめ。
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